ビタミンA
目の調節と関係があると考えられていることから、「アイケアのビタミン」として知られています。
夜間の視力の維持や皮膚、粘膜の健康維持をサポートする栄養素で、欠乏すると夜盲症というビタミンA欠乏症を発症します。
しかし過剰摂取すると、肌荒れ、頭痛などの副作用が考えられます。
Bカロチン
緑黄食野菜に豊富に含まれており、抗酸化力を持っているカロテノイドの一種です。
また、体内で、ビタミンAに変換されるのも特徴です。
ビタミンD
ビタミンDは、カルシウムの吸収をサポートし、骨への沈着に関係する脂溶性のビタミンです。
太陽の紫外線の照射によって、体内で合成することができる唯一のビタミン栄養素です。
体内で活性化されたビタミンDが、カルシウムやリンの吸収をサポートして骨を形成します。
ビタミンE
ビタミンEは、抗酸化作用により、体内の脂質を酸化から守り、細胞の健康維持を助ける栄養素です。
多価不飽和脂肪酸の酸化を防止する作用を利用して、酸化防止剤としても使用されています。
ビタミンB1
水溶性の疲労回復に関係しているビタミンB群の一種で、炭水化物からのエネルギー産生と皮膚と粘膜の健康維持をサポートする栄養素です。体内で糖質を分解する時に補酵素としての役割も果たしています。アルコールを大量に摂取した時などに不足しがちになります。不足すると脚気の原因となります。
ビタミンB2
エネルギー代謝(特に脂肪をエネルギーに代謝)する際に必要なビタミンと考えられています。
他のビタミンの働きに関係するなど正常な発育には不可欠なビタミンです。
不足すると口内炎などの原因となります。
ビタミンB6
ビタミンB群の一種で、タンパク質からのエネルギー産生と皮膚や粘膜をサポートする栄養素です。
また、ホルモン調節因子などとして働いています。タンパク質の代謝をサポートするので、食事のバランスが気になる方に愛用されているビタミンです。不足すると口角炎や皮膚炎などの原因となります。
ビタミンB12
水溶性のビタミンB群の一種で、赤血球の形成をサポートする栄養素です。
ビタミンB12が不足すると、赤血球が減ってしまい、貧血が発症しやすくなります。
ナイアシン(ニコチン酸)
別名ナイアシンとも呼ばれるビタミンB3で、補酵素として皮膚や粘膜をサポートする役割を担っています。
パントテン酸
脂質の代謝や、皮膚や粘膜の健康維持を助けるビタミンB群の一種です。
食事のバランスが気になる方などに適しています。
葉酸
水溶性のビタミンB群の一種です。ビタミンB 12とともに赤血球の形成をサポートする栄養素です。
胎児の正常な発育に寄与する役割を担っている為、妊娠している女性に適しています。
また、妊娠している女性だけでなく、よくお酒を飲む方にも適しています。不足すると、貧血状態に陥りやすくなります。
ビタミンC
抗酸化力を持ち、皮膚や粘膜サポートします。
一般的に、飲料や食品などが広く流通しており、最も認知度が高く、身近なビタミンと言えます。
ビタミンCは、コラーゲンの合成や抗酸化性を高める、免疫力を高める等話題となっております。
イノシトール
ビタミンBの一種と考えられています。筋肉や神経を構成する、貴重な栄養素です。
身近な食品にも含まれており、玄米、肉、魚、果物などがあげられます。